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金融業界とは?
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金融業界への就職を希望している学生は少なくありません。 一般的に考えて金融業界とは銀行マンを指していることが多く、給料が高く仕事も知的なものというイメージが強いのです。
しかし、現実の銀行マンは非常に厳しい状態にあります。 それはバブル崩壊とともに始まった銀行でも潰れると言うことです。 過去と違い銀行は潰れない時代ではなくなったのです。 それでも金融業界を希望する学生は減少しません。
現代の金融業界、特に銀行について説明しましょう。 一般の企業と大きく違うのは定年です。 もちろん、制度としての定年は60歳ですが、40歳を過ぎると関連企業への出向が待っています。
社内で認められた人だけが支店長や部長になり、そして役員となります。 同期の人たちは必然的に社外への出向となるのです。 銀行で培ったスキルを出向先で発揮できればいいのですが、それさえも保証されなくなっているようです。
こうして、銀行マンの多くは50歳前後で社内からいなくなってしまい、実質的には50歳定年なのです。 銀行の浮沈は世界経済と無関係ではありません。 どんなに努力をしても、銀行の経営が厳しくなる時が来るのです。 過去の栄光ばかりを追いかけている人は現実の銀行に驚くことでしょう。
それでも日本経済を背負っていると自負することができる人は素晴らしいですね。 銀行での業務の大半は不良債権処理です。 これは本来の業務ではありません。
今の学生たちが40歳になるころには、金融業界はどうなっているのでしょうか。 金融業界へ就職することは、これらの現実と向き合う覚悟が必要なのです。
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