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生命保険業界のしくみ
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生命保険会社は一般的な保険会社とちがい、相互会社という会社形態を取っているところが多いです。 日本国内資本の生命保険会社で相互会社から株式会社へ移行したのは、第一生命保険のみです。
相互会社とは、契約者=社員ということです。 1人1人から保険料を集めて、何かあった人を支えるという相互扶助の観点から成り立っており、契約者同士が助け合うということです。 なので、契約者が多ければ多いほど保険金の支払いは安定します。
生命保険会社の利益は、死差益、利差益、費差益と3つの利益で成り立っています(死利費)。 死差益とは死亡率が低くなることにより利益が出ること、利差益とは予定していた運用利益より成績が良かった場合発生する利益のこと、費差益とは予定していた人件費や諸経費がかからなかった時に発生する利益の事です。
利差益と費差益は企業努力ですが、死差益は保険会社でもコントロールすることはできませんが、この死差益が平均寿命が長くなることにより、利益が上がっています。 なので、定期保険で死亡・高度障害時のみ支払われる保険も、安くなっているということもあります。
金融緩和により外資系生保が日本国内で保険を売ることができるようになったことも理由でしょうが、第三分野という損害保険に考え方が近い保険に各社とも力を入れています。
以前は、定期特約付き終身保険といわれるものがメインでしたが、今は万が一の時支払われる保険金よりも、病気(例:ガン)と診断された時に支払われる生存給付金や入院給付金や高度先進医療に対する給付金等、治療費に充てる保険、生きているうちに使える保険 がプラスされており、各社とも多彩な商品を打ち出しております。
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