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調査・支払 生命保険業界の仕事
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生命保険会社の給付金・保険金の支払いについて、特に入院給付金につきましては、15年くらい前は1週間かかりましたが、今では3日程度とずいぶん短縮されました。
これは、保険会社による不払い問題が明るみに出たため、保険会社の「給付金はできるだけ早く支払う」という意識改革によるものです。
生命保険は損害保険と違い、相手からの賠償を受ける、受けないにかかわらず保険が継続されていれば保険金が支払われるものですが、支払われない場合もあります。
まず、加入するときに言われるのが、「自殺免責」です。 保険に加入してから3年以内に自殺された場合、保険金は支払われません。 以前は1年以内だったのですが、ここ十数年で3年にまで引き延ばされました。 20代、30代の死亡理由の1位が自殺ということもあり、自殺抑止力を兼ねて3年という免責期間が設けられました。
そのほかに保険金が支払われない主な理由としては、告知義務違反があります。 告知違反とは、病歴や持病等、また職種などを保険会社の質問に対して虚偽の報告をすることです。 告知違反をすると、保険金の支払いがされない可能性があり、また契約解除になる可能性もあります。
ただ、営業職員から「余計な告知はするな」といわれることもあるようです。 しかしながら、虚偽の報告で審査が通っても保険金が支払われないようでは、保険に入っている意味はありません。
今は、病気でも入れる保険がありますが、細かい免責事項が定められています。 虚偽の報告をしなくても済むような保険に加入する事が、保険金請求時に速やかに支払われる条件でもあります。
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