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損害保険業界の全体像(業界地図)
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1990年代後半から始まった保険の自由化により、損害保険会社でもいまだに合併が続いています。 1988年には一律だった保険料が会社ごとに違いが出てきました。
2001年4月に大東京火災海上保険と千代田火災海上保険が合併しあいおい損害保険株式会社となりました。 千代田火災はトヨタ自動車と強い結びつきがある保険会社でした。
同じく4月に日本火災海上保険と興亜火災海上保険が合併し日本興亜損害保険となりました。日本興亜は2002年4月に太陽火災海上と合併しています。
また、ニッセイ損害保険と同和火災海上保険が合併しニッセイ同和損害保険となりました。 ニッセイ損害保険は日本生命保険の子会社の為、資本力も十分ながら、日本生命の既契約者 が自動車保険に加入すると5%の保険料の割引があるほか、既存の損害保険会社とは違う角度の商品性を打ち出して契約者を獲得していました。
10月には三井海上火災保険会社と住友海上火災保険会社が合併し三井住友海上火災保険株式会社となりました。 三井海上火災(前:大正海上火災)もトヨタ自動車と強い結びつきがあります。
2002年には安田海上火災と日産火災海上が合併し、損害保険ジャパンとなりました。 その5か月には大成火災海上保険も合併しています。 2004年には東京海上火災と日動火災海上が合併し、東京海上日動火災保険となっております。
基本的に銀行間の合併に関連して損害保険業界も合併が相次ぎました。 基本的に、東京海上日動火災・損保ジャパン・三井住友海上火災・あいおい損害保険・日本興亜損害保険・ニッセイ同和損保が大手6社といわれておりました。
しかし、また損保業界は再編の動きがあり、三井住友海上火災とあいおい損害保険とニッセイ同和損害保険の三社が合併し、また、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併しました。
国内の損害保険のシェアは三井住友海上火災・あいおい損害保険・ニッセイ損害保険の合併会社が東京海上日動火災を抜いてトップになります。
また、外資系の損害保険、特に自動車保険の分野での台頭は著しいものがあります。 代理店を通さずネットや電話で見積もりから契約まで済ますことができるのが手軽でまた保険料も安く済むことが魅力です。
また、農協も地域密着型として強く、他損保と同じように等級の引継ぎもできます。 保険料の自由化により損害保険業界も様々に変化しましたが、自賠責保険の料率はどの保険会社も一律です。
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