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毎年の就職希望ランキングの上位は金融業界
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金融業界への就職希望者が増加しているようです。 これは日本の経済状況を反映したものとなっているのでしょうが、学生が希望する職種と実際に採用される業界との間にギャップがあることを示しているとも考えられます。
金融業界を希望する学生が増加していることは、自動車産業などの業績不振を反映しているためでしょう。
しかし、金融業界が安定した仕事で高給取りであったのは昔の話です。 現代の銀行は再編に次ぐ再編で、何とか持ちこたえている状況です。 倒産することも視野に入れておかなければなりません。 外資系の金融機関ではもっと厳しいはずです。
これらのことを十分理解して、就職先を希望しているのでしょうか。 ただ、安定志向のため金融機関を希望すると言うのも夢を持たない世代なのでしょうか。 大げさに言えば自分が世界を変えてみせるといった意気込みがほしいものです。
2013年に発表された学生が希望する就職先のランキングでは何と10位までが金融機関という結果でした。 生命保険会社をトップに銀行、証券会社などでした。 製造業が入っていない点が非常に特徴的です。 世代の考えを反映しているのかもしれませんね。
もちろん、すべての学生が企業の中身を十分理解しているわけではないでしょう。 何となく名前で選んだ人も少なくありません。 実際の仕事は会社の中でも様々です。
金融業界に就職したからと言って、同じ仕事をするとは限らないのです。 自分に与えられた仕事を確実にこなしていくことが、基本ですね。
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